国体優勝
異常な残暑がすぎて、ようやく秋という感じがしたら、10月になっていました。
高校野球も少し前に県大会が終わったらと思っていたら、すぐに東北大会です。
その前に、素晴らしいニュースがありました。
国体での優勝です。(日程の関係で大阪桐蔭との二校優勝になりますが)
これも運と言えば運もありますが、ゴルゴ13名言にも、
「10%の才能と20%の努力………そして、30%の臆病さ……残る40%は……運だろう……な……」
私の記憶が正しければ、初タイトルになるんじゃないでしょうか。(違っていたらごめんなさい)
先輩が最後に大きい置き土産を置いて行ってくれましたので、後輩達は甲子園での”白河の関越え”を果たしていただきたいです。
それにしても、今年はあまりにも気温差が激しいためか、体調を崩している方が多いようです。
これから、冷えてきますので、身体を冷やさないように気をつけたいものです。
来年進学を考えている方は、希望進路についても決まっている頃ですね。
息子の出身中学からは5人来るそうです。(書いて良いのかな?)
高校野球にある3つ目の冬は今年の冬ですから、入学後に後悔しないようにしっかりと準備をしていて欲しいと思います。
練習は厳しいようですが、うちの息子は水が合っているのか、楽しく学校に行っています。
先輩方とも仲が良いようで、私の時代では考えられないくらいチーム内は和気藹々みたいです。(もちろん、目上に対しての礼儀作法はしっかりしています。)
やはり、指導者次第というのを痛感します。
息子の高校はいわゆる”野球強豪校”という学校ですが、学校教育の一環である野球という範囲から逸脱した事はしていません。
あくまでも、教育方法のツールとしての野球というのが、当院に来ている部員の子達を見ていて感じます。
まぁ、逆に言えば、こういう学校で真剣に野球をしたいと希望してくる子達ですから当然なのかもしれません。
目的意識の高さですね。
先日も、初めて来た中一の子が(もう娘の後輩になるんですね、時間の経つのが はやっ!)
「○○中野球部の○○です。△△さんに教えられてきました。よろしくお願いします。」
と立派な挨拶をして入ってきました。
山形から来た寮生の子でした。
診ると、余程痛みを我慢していたのが解る状態でしたが、それだけでも大変我慢強い子だというのが判りました。
治療後に、「あのー。」
と言うので、
どんな質問が来るかと思ったら、(大体はいつ治るとか、どういうことに気をつけたら良いのかetc・・・)
「帰ってからバット振っても良いですか?」
こういう子は良いですねー。私も元気を貰います。
反面、勿体ないと思う子も。
レギュラークラスの子は肉体的にいっぱいいっぱいに使っています。
それで、疲労が取れなくなり故障というパターンが多いのですが、それは逆に言うと、もう伸びしろもいっぱいいっぱいに近いという事です。
それとは反対に、予備軍にいる子達の故障はトレーニング不足から来るものが多いようです。
伸びしろは本人も気づかないくらいたっぷりあるのに・・・・。
本当に勿体なく思いますが、こればかりは本人が気づかなければどうにもできません。
私は息子にいつも言う事の1つに(息子は耳タコですが)、
「神様は迷える子羊を水飲み場まで連れて行ってくれるが、水を飲むかどうかは子羊次第。」だよ。
息子の返事は「メェ~」
最近は、家で待っている猫ちゃんの「ニャ~オ」に癒されているので、どうでも良くなってきましたけど(笑)。
自分だけが解っていて、他人が解らない事 「本音」
自分も他人も解っている事 「建前」
自分が解っていなくて、他人が解っている事 「クセ」
自分が解っていなくて、他人も解っていない事 「可能性」
だからこそ、人間教育が大事なんですね。
ここで、またゴルゴ13名言から、
「普通の世界なら未熟は恥じる事ではない……だが、俺たちの世界では未熟な者に、“いつか”は決して訪れない……」