再開

今日から練習を再開できるとの事で、先程学校に行ってきました。
いつもなら多くの生徒で活気があるところなのですが、とても静かです。
唯一声の聞こえてくるグラウンドへ向かうと見えてきました。

久しぶりの感触を堪能しているようです。
私も子供達とご父兄の姿を見れて嬉しさで一杯です。
まだ風はとても冷たいですが、皆の熱気が今の厳しい環境を乗り越えられると確信しました。
と見ていたら、実戦形式が始まりました。

マウンドには監督の姿が・・・。
快調に打ち取っていましたが、ヘロヘロになる姿を見るのも失礼かと思いいい所で帰ってきました。[emoji:v-410]
こういう事ばかりがあれば良いのですが、一方でこういう事もありました。
夕べの夜中です。
我が家の前に一台の車がやってきました。

私の義弟は自衛官なのですが、今回の震災で派遣されていました。
現在は福岡の師団に所属しているのですが、最初は栗原の方から入り途中から南三陸町、気仙沼方面での活動中ということは聞いていました。
昨日私の妹が子供と一緒に見舞いに来ていたので、活動の合間にキャンプ地から家族に会いに来たのです。
話を聞くと本当に頭が下がります。食事もここ2,3日から一食だけ温食がとれるようになったとの事。
まずは被災者の方達優先で提供する為です。
何か欲しい物はないかと尋ねたら、塩、マヨネーズ、海苔といったものがあると嬉しいとの事。
ちょうど家に有ったのでお持ちいただきましたが、最前線でのご無事を祈るばかりです。
わずか数十分の滞在でしたが、彼も家族の顔を見れた事が活力の一助となればと思いました。

そして、彼の小学生の息子と握手をしてまたキャンプ地へと帰って行きました。
彼等を”暴力装置”と発言した事がある方達は今もそう思っているのでしょうか?