成長ホルモン 効果
昨日、今日と気温が上がったからなのか、今朝の地震を感知したからなのか、今朝はいつもより早く目覚めてしまいました。
普段は携帯を寝室には持ち込まないのですが、夕べは何故か枕元に置いていました。
そしたら、久しぶりに携帯の緊急地震速報が鳴りました。
やはり、ドキッとしますねー。
なんか、いやな予感がするので、5分早めに家をでました。
すると、職場に着いた頃から45号線の下りが渋滞を始めました。
この時間で渋滞するのは珍しいので、おかしいなーと思っていたら、原因は仙台東部道路の工事に伴う通行止めがあったからのようです(仙台東~仙台港北)。
ずっーと流れが悪いです。
このルートを通る方は明日以降もご注意された方がよいのではないでしょうか。
さて、以前このブログでも”成長ホルモン”の事を簡単には触れましたが、高校生のお子さんを持つ親御さんからもご相談を受けた事例がありましたので、補足をしておきます。
ここでは、低身長症等の医療機関で治療を受けるようなレベルの話ではないので、ご承知置き下さい。
成長ホルモンの働きを知る前に、どのようなものなのかを簡単に説明しておきます。
人の体内から分泌される成長ホルモンは、正確には、ヒト成長ホルモンと言います。英語では、”Human Growth Hormone”と良い、略してHGHとの呼び方もされます。
主に、視床下部の脳下垂体を中心として分泌されますが、他のホルモンも含めると、甲状腺、副腎、生殖器、膵臓、消火器、胃腸、心臓血管、脂肪や神経系など、体の様々な部位で作り出されます。
構成は、191個のアミノ酸から成り立っているのですが、私達の体の中で分泌されるホルモンや酵素などは、基本的にアミノ酸で構成されていますので、アミノ酸の摂取は、生体活動を支える上でも重要な事です。
ですから、アミノ酸の元となるタンパク質の摂取は大事なわけです。
成長ホルモンの主な働きは、標的器官に分泌されることでその組織の成長を促す事と、代謝をコントロールする事です。これらは、成長ホルモンの信号を受信することのできる受容体の存在が必要で、この組織に働きかけを行う事で、成長や代謝が促進されます。
例えば、骨の骨端線に働きかける事で、骨を成長させる事ができます。
また、組織の成長だけではなく、代謝を促進する働きもあり、脂肪細胞が燃焼しやすくする働きや細胞の結合を強くする働きなどがあるほかに、病気への抵抗力を引き上げたり、筋肉をはじめとする細胞の修復を促進したりなど、とても重要な役割があります。
骨への働きかけは、骨端線がある状態でなければなりません(つまり成長期)。
骨端線に、成長ホルモンが働きかけ、そこから、破骨細胞が骨を溶かし、カルシウムやコラーゲンを分解します。続いて、骨芽細胞が現れてコラーゲンで鉄骨を作り、続いてカルシウムが付着することで骨が成長するのです。
ですので、成長ホルモンの中でも、最も注目を集めている働きがこの身長を伸ばす働きです。
これは、実際にSGA性低身長症と診断された子供に対して、ホルモン療法として30年以上も前から行われているものです。
そして、成長ホルモンは筋力アップにも有効に働きかけます。激しいトレーニングを行ってから15分後くらいを目処に、脳下垂体から成長ホルモンが分泌され、遺伝子に働きかけてタンパク質を合成します。
トレーニング終了後から約2時間を目処に、筋肉の再合成が行われて、筋肉が強化されるという仕組みです。
この時、注意しておかなければならない点があるのですが、どのようなトレーニングでも成長ホルモンが分泌されうというものではなく、重い加重のウェイトトレーニングや短距離走など、瞬発力の必要なトレーニングを行わなければ、成長ホルモンは分泌されにくいです。
という事で、子供の成長過程に合わせてトレーニングも変わるという事が大事です。
最近は、アンチエイジングの方法としてHGHサプリもありますが、テーマが違うので今回は割愛します。
簡単にしますと、
・夕食時に良質な蛋白質を摂取する。
・炭水化物は、活動する朝と昼で取り、夜は少なめにする。
・血糖値が高いと成長ホルモンは抑制されるため(インスリンが成長ホルモンの分泌を阻害する)、夕食後に甘いものは取らない。
・夕食後3時間以上たって(血糖値が下がって)から寝る。
・眠る時も、とぎれないように熟睡し4時間は継続して寝る!
寝る前に取ると効果的なサプリメントは、アミノ酸ーアルギニン、クルタミン、オルニチン、コイドロチン。
と纏めてみました。
いきなり、生活習慣を変える事は難しい事ですが、意識する事で目標達成のの手助けになればと思い書いてみました。
なにせ、息子のチームは一年生だけでも40数名いますが、入学時の測定で遠投90m以上の子は23名もいます。
その他数値も相当な子達ばかりですが、先輩達はさらに凄いのがゴロゴロしています。
ベンチプレスも150kg、ハーフスクワット200kgなんていうのもいます。(もう野球選手という気がしませんが)
その中で揉まれて行くので、うちの息子程度では科学的にトレーニングしていかないとついていけません。
とりあえず、この2ヶ月で40kgしか挙らなかったベンチプレスも体重までは挙るようになりました。
ここからですね。