巨人への道
思いがけなく3年生の引退が早まってしまい、落ち込んでいる間もなくいよいよ進路を決めなければならなくなりました。
ある程度は予想していましたが、甲子園出場するのとしないのではこんなにも進学先が厳しくなるとは・・・・。
子供達は身をもって体験してしまいました。
実績がないとあちらから「来てください」というのが殆どないので、こちらから「お願いします」ということになりますので、どうしても行きたい進学先がある場合はセレクションで合格しなければという感じです。
まあ、これが普通なんでしょうが、かなり厳しいことになるようです。
私の作戦?としては、実績のない息子の場合は大学のセレクションもしくは、指定校推薦等を受けて合格すれば、プロへの挑戦はひとまず落ち着くのではと思っていましたし、監督もそういう風に指導していただけるものと勝手に考えていました。
ところが、指導を受け終わった息子に聞いたら、
「去年の⚪︎⚪︎だって、まだ3軍だぞ。それくらい厳しい世界だぞ。大学はまず考えずにやるからには死んだ気になってやりなさい。」
ということを指導されたとのこと。
私は心の中で、「ええっ!!」と驚いてしまいましたが、考えてみたら「本気になれば、世界が変わる」というのが監督の教えでした・・・・。[emoji:v-399]
ということになってしまい、まずは最初にあるのが巨人の入団テストでした。
受験前にはプロ志望届を提出しなければダメだということでしたので、提出したところ、全くの無名の選手が提出したことが逆に目立ってしまったようで、監督や部長先生にもご迷惑をおかけしてしまって申し訳なかったです。
実際、テスト会場の受付で確認されなかったようですし、別に合格してからの提出でも良いのではと思いました。
これでは、息子もせめて1次は突破しないとマズイと結構プレッシャーだったようです。
最初でしたので、私も一緒に京王よみうりランドまでいきました。
息子は坂道をそのまま向かいましたが、私はこの「巨人への道」という看板が目に入ったので階段の方へ。
王、長嶋世代の少年だった私ですから、感慨深いものがありました。
で歩き始めたら、かなりきつい・・・・。
途中にあるベンチで休憩しながら、なんとかたどり着きました。
つづく